✨ 最佳解答 ✨
格助詞「に」は、体言や活用語の連体形に接続します。目的(~のために)や、強調(~に)の場合は動詞の連用形に接続します。
接続助詞「に」は、活用語の連体形に接続します。
このことから、(1)の問題で、「あはれ」を体言とするならば、格助詞でも接続助詞でも文法的には成り立つのでは?と思うかもしれません。ですが、実際は間違っています。
今回の問題は、「あはれなり」という形容動詞の連用形活用語尾「に」です。連用形は、「なり」と「に」の2つがありますが、今回は「に」の方ですね。
これは見分け方があります。
「に」の上の部分が状態を表していて、「に」を「な」に置き換えた時に「~なもの、~なこと」と不自然なく言える場合は形容動詞と分かります。
これを試して見ましょう。
「あはれ」は、趣が深いという状態を表していますよね。「あはれに」を「あはれな」にしてみると、「あはれなもの、あはれなこと」と不自然なく言えますね。なので、これは形容動詞だと判断ができるのです。
分かりにくくてすみません。
とてもわかりましたありがとうございます😭😭