✨ 最佳解答 ✨
ちょっと解説が不親切な感じがしますね。
次の2つの文を比べてください
①This is a picture painted by a famous artist
②This is a picture which was painted by a famous artist
①は過去分詞のまとまりがa pictureを修飾しています
②は関係代名詞のまとまりがa pictureを修飾しています
2つの文は言ってることほぼ同じです。
形を見ても違うのは「関係代名詞+be動詞」があるかないかだけです。
名詞を後ろから修飾する表現というのは、
分詞以外にもいろいろありますけど、
どの表現も、②の関係詞のまとまりから「関係代名詞+be動詞」を省略したものと考えることができます。
to不定詞の形容詞的用法とか、前置詞のまとまりが名詞を後ろから修飾している形なども、全てそうです。
これを前提に
画像の文をとりあえず見てみます
この文は文脈とか考えないでぱっと見だ感じだと
, often marked 〜 となってるので
この部分が分詞構文に見えるんです。
接続詞+SV直せるやつですね。
分詞構文だとするとこの部分は副詞句になります。
でもそうではなくて
often remarked〜の部分が、カンマの前の名詞を後ろから修飾する形容詞句になっているんです。
さっきの①a picture painted by〜 と同じです。
なぜそう読めるかというと、その参考書の解説が言いたいのは
もしここにwho wereがあったら、
who were often remarked〜のまとまりが前の名詞を修飾していると考えて、形もおかしくないし意味も通るでしょう。
ぱっと見の形は分詞構文に見えるけれども
もしこの部分が分詞構文だとしたら、もし仮にwho wereを入れてみたときに意味が通るわけないんです。
だから、このoften remarked〜の部分は分詞構文ではなくて、直前の名詞を後置修飾する分詞のまとまりですよ
と言ってるんです。
つまり、「関係代名詞+be動詞」が実際に省略されているわけではなくて、その分詞のまとまりの解釈を確定させるために「関係代名詞+be動詞」というのを利用して仮に入れてみているだけです。
色々調べているうちに、こんがらがってしまったのでとても助かりました。ご丁寧にありがとうございました!
ちなみにカンマがなぜあるのかですが
often remarked〜のまとまりが直前の名詞のどの部分を修飾しているのかをなるべく勘違いなく伝えるためです。
カンマがないと
distant connections often remarked〜
となるので、
often remarked〜のまとまりはconnectionsだけを後置修飾しているように見えます。
ところが実際は解説の通り、それより前の
cousins and distant connections
という部分全体にかかっているので、それがわかるようにカンマをつけているのです。
でもわかりにくいですよね正直。