✨ 最佳解答 ✨
日本は貿易をしたり国同士でお金の貸し借りをしたりと、国内だけでなく世界とも経済的なやり取りを多く行なっています。
それには必ず相手国の通貨が必要になりますよね。
例えばアメリカから借り入れたお金を返すときにはもちろんドルで返さなければなりませんし、イギリスから商品を輸入すればポンドで支払わなければなりません。
そういった機会に備えて、中央銀行や財務省に外貨、すなわち外国通貨を保有しておくんです。これを外貨準備と呼びます。
最近では円安ドル高を抑えるために、日本が保有していたドルを市場で円と大量に交換していましたね。
市場にある円が減ってドルは増えるので、円の価値を上げる効果が生じます。
こうした為替介入ができるのも外貨準備があるおかげですね。
ありがとうございます！！！(◝‿◜)
補足ですが、日本の外貨準備高（1.2兆ドル）のうち、ほとんどは米国債です。
米国債とは、アメリカが、赤字の時にお金がほしくて「誰かこれを買ってドルをください」と言って出した債券のことです。
簡単に言えば【いつでもドルと交換できるし、持っている間は利子ももらえる券】ですね。
日本はこれをたくさん買って、外貨準備として保管しています。