he looksのsはまさに三単現のsです。
そもそもlookという単語の意味ですが、
「視線をやる」という意味はお分かりだと思います。
例・He looked at me then.(彼はそのとき私を見た)
そしてそれ以外にもいくつか意味はあるのですが、
SVCの文の知覚で使われるlookが今回のやつです。
と言っても難しいので例を
例・He is happy.(彼は幸せだ)
このとき少なくとも見た目がそうだ、という場合に
be動詞の代わりに一般動詞lookを使うのです。
例・He looks happy.(彼は幸せそうだ/幸せに見える)
これまでの動詞と違うのは主語が動作をするのではなく、
文を言った人が彼を見て判断している、ということですね。それにしても形的に彼が主語、動詞がlookには違いないわけですから主語heには合わせて動詞にもsをつけなければなりません。
「見た目がlook」なら他の知覚はどうでしょう。
例えばケーキを見て「おいしそう」ってなるとしたら動詞はlookですよね。もし「こんなおいしいケーキを食べて、そのケーキはああでこうで、こんな風においしかった」と説明を「聞いて」「おいしそう」となるのでしたら
動詞はsoundを使います。
人の話を聞いて「なんかそれ良さそうじゃん」ていうのが
It sounds good.となるのですが、見たことあるかも知れません。
余談ですが、見た目がlook、聞いた感じがsound、その他匂いならsmell 、味ならtasteを使います。使い方は全部同じです。be 動詞の変わりに使えばいいです。be動詞がis なら他の動詞もs がつきます。
