数学I·数学A
(注)この科目には, 選択問題があります。 (27ページ参照。
第1問(必答問題)(配点 30)
[1] 実数全体を全体集合Uとし, びの部分集合 A, B, Cを次のように定める。
A=(p+q/2|p, qは有理数)
B={p+q/3|p, qは有理数)
C={p+q/2+r/31か,9,rは有理数)
空集合をのと表す。 また, /2, /3, /6 は無理数である。
(1) 3 がAの要素ではないことを背理法を用いて示そう。
V3
アAと仮定すると, 有理数 p, qを用いて
3= p+q/2
と表すことができる。
のにおいて q=0 とすると /3%=Dカとなるが, 3 は無理数であり, かは
有理数であるから矛盾する。 よって, qキ0 である。
のを3-/2 -pと変形し, 両辺を平方して整理すると
の
|イ]ーが+ ウ
2
V6=
エ
ィーが+ウ
となるが,/6 は無理数であり,
は有理数であるか
エ
q
ら矛盾する。
ゆえに,仮定「V3
アA」 は誤りであり, /3 はAの要素ではない。
同じように考察することにより, ¥2 がBの要素ではないことなども示す
ことができる。
ア
の解答群
キ
0c
0 年
ニ
0 €
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