5. 次の文章を読み、以下の問いに答えよ (※(1)~(5)の解答欄は解答用紙右側)
ある細菌のDNAの分子量は 3.63×109で、アデニンの割合が29%である。このDNAから 3000種類のたんぱく
質が合成される。ただし、ヌクレオチド対の平均分子量を660,タンパク質中のアミノ酸の平均分子量を 110とし、塩
基配列のすべてがタンパク質のアミノ酸情報として使われると考える。また、ヌクレオチド対 10個分のDNAの長さを
3.4nm とする(Inm=10-9m)。 また、ウイルスには、色々な核酸を遺伝物質としてもつものがある。
(1) このDNAに含まれるシトシンとグアニンの割合をそれぞれ記せ。
(2) このDNA は何個のヌクレオチド対からできているか。
(3) この細菌のDNAの全長は何nmになると考えられるか。
(4) このDNAからつくられるmRNAは、平均何個のヌクレオチドからできているか。
(5) 合成されたタンパク質の平均分子量はいくらか。
(6) 表は4種類のウイルスの核酸の塩基組成 [モル%] を調べた結果である。 以下のアーエのような核酸をもつウイルス
を、①~④からそれぞれ選べ。
ア 2本鎖DNA イ1本鎖DNA ウ 2本鎖RNA エ1本鎖RNA
ウイルス
アデニン
30
28
30
30
20
0
30
0
塩基組成 (モル%)
シトシン
20
22
20
16
グアニン
30
22
20
29
ウラシル
20
28
25