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和人さんは,炭酸水素ナトリウムについて興味をもち,次の実験を行った。あとの問いに答えなさい。
【実験】
FUGA
OREJAS
① 密閉できる透明なプラスチック製の容器の中に、炭酸水素ナト
リウム0.4gと、うすい塩酸10cm²を入れた試験管を入れ、ふた
Love
をして容器を密閉したのち, 図1のように全体の質量を測定した。
② 容器を傾けて、 炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸を反応させた。
気体の発生が終わったところで、ふたをしたまま反応後の全体の
質量を測定した。
③次に、容器のふたをゆっくりとあけ、しばらく時間が経ってか
ら、図2のように、ふたを含めた全体の質量を測定した。
④ 炭酸水素ナトリウムの質量だけを変えて, ①~③と同様の操作をくり返した。
表は, 実験の結果を示したものである。
表
炭酸水素ナトリウムの質量(g)
①で測定した質量(g)
②で測定した質量(g)
③で測定した質量(g)
0.4
4 0.8 1.2 1.6
68.4 68.8
69.2 69.6
68.4
68.8 69.2 69.6
68.2
68.4
68.6
69.0
Q2
0.4
06 06
(CO₂)
1 実験で発生した気体は何か。 気体の化学式を書きなさい。
2 炭酸水素ナトリウムの質量と,発生した気体の質量の関係を
表すグラフを、図3にかきなさい。 ただし, ③では,発生した
気体は容器の中に残っていなかったものとする。
3 次は、和人さんがこの実験についてまとめたものである。
a ] にあてはまる語を書きなさい。 また, b,
C にあてはまる語の組み合わせとして適切なものを、あ
とのア〜エから一つ選び, 記号で答えなさい。
貿易保存
図3
発生した気体の質量
1.0
図1
電子てんびん
0.8
0.6
の 0.4
0.2
プラスチック製
の容器
うすい塩酸
炭酸水素-
ナトリウム
2.0
70.0
70.0
69.4
0.6
図2
TOPSFOT
0.4 0.8 1.2 1.6 2.0
炭酸水素ナトリウムの質量(g)
①と②で測定した質量が同じであったことから、化学変化の前後では、反応に関係する物質全体
の質量は変わらないことがわかる。 これを a の法則という。この法則が成り立つのは, 化学
変化においては物質をつくる原子のb ] は変化しても、原子の c が変化しないためである。
b 種類
c数
c 組み合わせ
イb 種類
I b 数
b 組み合わせ c 種類と数
C 種類
この実験で使用した炭酸水素ナトリウム2.0g と, この実験で使用したうすい塩酸15cmを反応さ
せると、気体は何g発生するか, 求めなさい。