例題 母平均 50, 母標準偏差 20 をもつ母集団から,大きさ 100 の無
不在の分布
9
C=
29
作為標本を抽出するとき,その標本平均X が 54 より大きい値
をとる確率を求めよ。
m=50,o=20,n=100であるから、この標本平均 X は近
n
似的に正規分布 N (50, 200), すなわち N (50, 4) に従う。
X-50
2
ここで, 4=22 であるから, Z=
正規分布 N (0, 1) に従う。
X = 54 とすると, Z=2であるから
は,近似的に標準
P(X>54)=P(Z>2)=0.5-p(2)
=0.5-0.4772=0.0228
例題9において, 抽出する無作為標本の大きさを400 とするとき, 標
本平均Xが49 より小さい値をとる確率を求めよ。