【VI)
アミノ酸,ベプチド, タンパク質に関する以下の間いに答えよ。
問 27 タンパク質に関する記述 (a~e) について, 正しいものの組合せはどれか。
a) 加水分解するとα-アミノ酸だけを生じるタンパク質を, 単純タンパク質という。
b)a-アミノ酸の配列順序が変わり, 性質が変わることを, タンパク質の変性という。
c)a-ヘリックス構造や, B-シート構造を, タンパク質の三次構造という。
d)酸や塩基を加えても, 立体構造は変化しない。
e)酵素の最適 pH と最適温度は, 酵素の種類により異なる。
(b, c)
の (a, b)
⑥ (b, d)
② (a, c)
⑦ (b, e)
③ (a, d)
③ (c, d)
④ (a, e)
(c, e)
問 28~問31 ペプチドXは, 表に示すa-アミノ酸のうち, 3個が鎖状に結合したトリペプチド
である。ペプチド×の水溶液を用いて次の実験 1~3を行った。ただし, 図の Rは, 表中
の示性式で示すとおりである。
図
表
分子量
a-アミノ酸
グリシン
アラニン
-R
COOH
ーH
75
-CH3
-CH2OH
CH2SH
89
H-C-R
セリン
105
NH。
システイン
121
グルタミン酸
-CH2CH2COOH
147
チロシン
-CH_-OH
181
実験1 ペプチド×水溶液に濃硝酸を加えて加熱すると黄色を呈し、 これを冷した後、
アンモニア水を加えて塩基性にすると接黄色になった。
実験2 ペプチド×水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて加熱した後, 酢酸鉛(Ⅱ)
水溶液を加えると黒色沈殿が生じた。
実験3 ペプチド×を完全に加水分解したところ, 不斉炭素原子を持たないアミノ酸が
生じた。
問 28 実験1の呈色反応の名称と検出された構成アミノ酸の組合せはどれか。
皇色反応の名称
ビウレット反応
ビウレット反応
検出された構成アミノ酸
グリシン
セリン
の