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生体触媒に酵素 カタラーゼのはたらき
触媒の手伝い
【目的】
酵素と無機触媒の作用条件の違いを調べる。
H₂O₂
【準備】
肝臓、二酸化マンガン (できれば粒〕 (IV)
とり
二酸化マンガン:MnO2
無機触媒
カタラーゼと同様でH2Oを
分解するのを助ける。
過酸化水素水 (3%), 塩酸 (1mol/l), 水酸化ナトリウム水溶液 (1mol/1)
試験管 (12) 試験管立て (2) 駒込ピペット(4), 薬さじ (1)
線香, 乳鉢,乳棒, 試験管ばさみ, マッチ
【手順】
1. 肝臓片を乳鉢に入れ、 蒸留水を加えてすりつぶし, これを酵素液とする。
2.試験管a,b,cに酵素液を1mlずつ取る。
3. 試験管を沸騰した湯に数分間つけた後, 室温まで冷ます。
4. 試験管bに塩酸1ml を加える。
5. 試験管に水酸化ナトリウム水溶液1mlを加える。
Na
カタラーゼ
L
6. 試験管dに蒸留水1ml と MnO2 少量を入れ, 沸騰した湯につける。
7. 下の表に示した実験を行い,結果を記入する。
8. 気体が発生した試験管に, 火のついた線香を入れて観察する。
9. 試験管Eに, 試験管Fの中の液を入れ, 反応を見る。
(HC)
【実験内容および結果】
二酸化
マンガン
ImL
Mr O₂
b
『気体の発生』の示し方
盛んに発生 わずかに発生 土
実験内容
湯
発生しない
実験結果
E H2O23ml + 酵素液 1ml
LL
F
H2O23ml + 煮沸した酵素液 1ml (試験管a)
G H2O23ml + 酵素液 1ml + HCl 1ml (試験管b)
H
H2O23ml + 酵素液 1ml + NaOH 1ml (試験管c)
I
H2O23ml + MnO2
J
H2O23ml + 煮沸した MnO2 (試験管d)
K
H2O23ml + HCl + MnO2
L
H2O23ml + NaOH 1ml + MnO2