間2 海岸にある無人観測点 1 点でP 波及びS波を観測して津波予測を行うことを考える. 津波
発生源 (震央) から海岸まで水深は一定で 2000m とする. P 流速度, S 波速度をそれぞれ 6km/s
3km/s とする. P 波・S 波の到着時刻の測定その他すべての計算や津波予測・警報発信は観測点
内に設置された計算機が自動で行うとする. 農源の深さは無視する. 津波は岩央から観測点のあ
る海岸まで直進する. 地震動により観測・計算機能は損なわれないとする. 次の問に答えよ.
1. 津波の速度 (m/s) を求めよ.
2. 津波が海岸に到達する前にこの無人観測点から岩央までの距離を求め、 津波到着時刻の警幸
を発信する. P 波到着から S 波測定さらに警報発信までに計算機が要する時間を 30 秒とす
る. 無人観測点が津波で破壊される前に警報を発信できる岩央距離 (km) の限界を求めよ.