すいようえき
Ⅱ 塩化銅水溶液の電気分解について, 花子さんは次の実験2~4を行った。
[実験2]
停山火
図4
電源装置
はっぽう
炭素棒 P
炭素棒Q
炭素棒Pの質量を測定し, pとした。次に, 塩化銅水溶液
200g をビーカーにとり, 図4のように炭素棒P,Qを発泡
ポリスチレンの板につけ, 電源装置, 電流計をつなぎ, 塩化
銅水溶液の中に入れた。 電源を入れ、電流の大きさを250mA
にして2分間の電気分解を行ったところ,Pには銅が付着し,
Qからは気体が発生した。 電源を切り,Pをとりはずして精
発泡
ポリスチレン
の板
ピーカー
電流計 |
塩化銅水溶液
製水で洗った後,水分をふきとり、質量を測定した。 この質量と電気分解前の質量pとの差か
ら銅の質量を求め, 2分間に付着した銅の質量とした。
[実験3]
次に, 実験2で銅が付着した炭素棒Pを再び図4の装置にとりつけた。 電源を入れ, 実験 2
と同様にさらに2分間の電気分解を4回行い,それぞれの銅の質量を求め, 4分間,6分間,
8分間,10分間に付着した銅の質量とした。
図5
[実験4]
0.16
750mA
次に,電流の大きさを500mA, 750mAに変えて
実験2,3と同様の操作を行った。 実験 2,3の結果を
ふくめ, 電気分解を行った時間と付着した銅の質量と
の関係をグラフに表すと図5のようになった。 ただし,
電気分解によって生じた銅は,すべて炭素棒Pに付着
から
したものとする。
銅 0.08
0.06
量 0.04
[g] 0.02
0.14
付
着 0.12
600mA
0.10
500mA
250mA
0
0
2468 10
電気分解を行った時間 [分]