ルネサンス
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十字軍によってイスラム世界と接したヨーロッパは、どのように変化したで
しょうか。
ちゅうせい
中世ヨーロッパ
えいきょう
キリスト教が各地に広まり, 人々の考え方や生活に大きな影響を
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ぶんれつ
古代のローマ帝国が分裂した後のヨーロッパ
-p.29
では、全体を支配する国がなくなった一方で、
きょう
あたえていました。 キリスト教は、 西ヨーロッパのカトリック教
せいきょうかい 4
会と、東ヨーロッパのビザンツ帝国と結び付いた正教会に分かれ
-p.29
きょうこう ほうおう
ていました。 カトリック教会の頂点に立つローマ教皇 法王)は大
けんい
きな権威を持っており、 西ヨーロッパ諸国の王や貴族, 都市は,
カトリック教会と結び付いて力をのばしました。 この時代を, ヨ
ヨーロッパでは中世と呼びます。
p.280
p.31
ビザンツ帝国の東方では、イスラム教の国々が急速に力をのば
しており, 東はインド, 西は北アフリカやイベリア半島に至る地
域を支配しました。 キリスト教の聖地でもあるエルサレムがビザ
ンツ帝国からうばわれると, キリスト教世界には危機感が高ま
りました。 そして,教皇の呼びかけに応じた西ヨーロッパ諸国の
➡p.313
じゅう じぐん
王や貴族は十字軍を組織して、 エルサレムを目指しました。 十字
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だっかい
軍は最終的にエルサレムの奪回に失敗し 教皇の権威は弱まりま
したが、進んだイスラム世界と接したことで, ヨーロッパには紙,
せんせいじゅつ
れんきんじゅつ
2
火薬, 占星術, 錬金術などの新しい文化がもたらされました。
p.136
世紀
文
BC AD1 2 3 4 5 6 7
弥生
古墳
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平安