24とnの最小公倍数が 360 = 2³ * 3² * 5 ということは
24とn の 素因数2 の次数の大きい方が 3 ①
24とn の 素因数3 の次数の大きい方が 2 ②
24とn の 素因数5 の次数の大きい方が 1 ③
となります。
360 は 素因数 2,3,5しか持たないので、24,nには ともに2,3,5以外の素因数はありません。
ここで 24 = 2³ * 3 なので
①より 24が2³を持つので、nは3以下の次数であればよい。(nは3を持っていなくてもよい)
②より 24は3 しか持たないので、nが3²を持っていなければならない。
③より 24は5 を持たないので、nが5を持っていなければならない。
従って、 n = 2ª * 3² * 5 (a=0,1,2,3) となります。