ファージは何を大腸菌の中に入れることで、大腸菌の中で子ファージを増殖させる。今回の実験はファージが何を大腸菌の中に入れて子ファージを増殖させたのかを調べる実験をしている。
実験では、ファージが大腸菌に入れたものをタンパク質かDNAのどちらかだと仮定した上で実験を行っている。
1つのファージにはタンパク質に標識を付け、もう一方のファージにはDNAに標識を付けている。最終的にどちらが大腸菌の中に含まれているのかを調べることによって、ファージがどちらを大腸菌の中にいれ、子ファージを増殖させたのかを調べることができる。
実験結果は、DNAにつけた標識だけが含まれており、タンパク質につけた標識は見つからなかった。
ということは、ファージが大腸菌の中に入れたものはDNAで、ファージが子ファージを増殖させるのに関係するのはDNAだと分かる。
上手く説明できていない気がするので、何か疑問に思ったら聞いてください!