化学
高校生
解決済み

この式、どういう経緯で成り立つのでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

これは酸と塩基の範囲でお間違いないですね?

この式は中和滴定についての問題を解くときによく使います。

濃度不明の酸がなんちゃらかんちゃら...
酸の濃度を求めなさい。

なんてやつです。

この、濃度不明とか、体積不明とかを求めるときに中和時のとある関係をつかいます。

中和点は「酸のH⁺の量=塩基のOH⁻の量」となっています。

そして、そのH⁺の量(mol)とOH⁻の量(mol)を求めるにはどうすればいいでしょうか。

まず、一つの酸や塩基からいくつの水素イオンが出てくるかが知りたいですよね。

HClなら1つの分子から1こ
H₂SO₄なら1つの分子から2こでてきます。

そして、この1こ、2この数字を酸や塩基の価数といいます。

それがわかったら、酸の数×価数でH⁺の数がわかりますね。塩基も同様です。

酸の数はモル濃度×体積で求められます。
単位を見れば一発なのではないですかね。

mol/L×Lで分数の約分をすればmolだけが残ります。

だから

モル濃度×体積×価数でH⁺, OH⁻の量がわかって、それらがイコールの関係が中和だからあの式が成り立ちます。

a, bは酸と塩基の価数、c, c'は酸と塩基の濃度、Vは体積を表しています。

V/1000にしているのはV[mL]だから、V[L]に直しているだけです。

問題で、濃度不明とか、体積不明とかいわれたら、上の関係式にxとおいて他のところを埋めて計算します。

アフロ博士

あと、質問者さんにですが、質問する時、なんの単元で出てきた式で文字は何を表しているかをふせて記載してくださいね

でないと回答者もおそらくわからないと思います。

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