理科
中学生

表はある地震が起きたときの、震源からの距離が異なる地点A~CでP波によるゆれが始まった時刻とS波によるゆれが始まった時刻を示したものである。ただし、この地震によって発生したP波、S波は、それぞれ一定の速さで伝わるものとする。
図のように、地震が発生すると、震源に近い地点の地震計でP波を感知し、その結果がすばやく気象庁に伝わる。気象庁は、震源やS波の到達時刻などをすばやく予測して、S波によるゆれが到達する前に緊急地震速報を発表し、その速報がテレビやラジオなどを通して私たちに届く。緊急速報を受信してからS波によるゆれが到達するまでの時間はわずかであるが、ゆれに対して備える事ができる。
① この地震のS波の速さは何km/sか。
② 表中の空欄XとYに当てはまる距離と時刻を書きなさい。
③ 震源からの距離が180kmの地点Dでは、緊急地震速報が届いてからS波が到着するまでにかかった時間は何秒だったか。ただし、地点AでP波が観測されてから2秒後に地点Dに緊急地震速報が届いたものとする。

P波によるゆれが | S波によるゆれが 地点 | 加天からの昌 始まった時刻 始まった時刻 12 時3分44秒 | 12時3分48移 12時3分48秒 Y\ 12時4分16秒

回答


震源より24kmのA地点でS波を観測したのが3分48秒、48kmのB地点で観測したのが同56秒であるから、S波はA地点からB地点までの24kmを8秒で伝わっていることとなる。
よって24÷8=3でS波の速度は3km/s。


C地点でS波を観測したのが4分16秒でB地点より20秒遅い。
であるから①で求めたS波の秒速より3×20=60で20秒間に60km伝わっていることになる。
よってx=48+60で108km。

P波はA地点からB地点まで4秒で伝わっている。
よってP波の秒速は24÷4=6で6km/s。
B地点からC地点までの距離は60kmであるから60÷6=10でB地点より10秒後にP波を観測する。
よってy=12時3分58秒。


S波が震源から伝わり始めた時間(地震発生時刻)が24÷3=8でA地点でS波を観測した8秒前、よって12時3分40秒。
緊急地震速報はP波がA地点で観測されてから2秒後に出されているので、D地点での緊急地震速報受信は12時3分46秒。
よって地震発生より6秒後に緊急地震速報が受信されたことになる。

D地点は震源より180km離れているからS波が到達するまでに掛かる時間は180÷3=60秒。
うち緊急地震速報受信までに掛かった6秒を引いた54秒が緊急地震速報受信からS波到達までに掛かった時間となる。

椿

ありがとうございます!

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