回答

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係数ですかぁ。悩みますね。

一応、化学反応式の作り方から係数がわかりますから、それも一応説明しておきます。

1. 半反応式(e⁻を含む式)を書く

還元剤:Cu→Cu²⁺+2e⁻
酸化剤:HNO₃+3H⁺+3e⁻→NO+2H₂O

この時点で答えが見えているのではないでしょうか。次のステップは半反応式をイオン反応式に変える作業です。
具体的には、電子e⁻をなくすことが必要です。
そのためには、電子の係数を合わせます。
還元剤の式は2e⁻, 酸化剤の式は3e⁻ですから最小公倍数の5e⁻に合わせてあげればよろしいですわな。

そしたら、還元剤の式を3倍、酸化剤の式を2倍の係数にした式を左辺同士、右辺同士で足しますと、左辺と右辺に同じ数の電子e⁻ができてキレイに消えてくれます。

この作業を酸化数から導いているということです。
還元剤Cuの酸化数が+2, 酸化剤HNO₃の酸化数が-3ですからCuから電子が2つ放出、HNO₃が電子を3つ受け取ることが分かりますが、式にした時には必ず「出したらもらう。余ってはいけない。」ので、酸化数を揃える必要がありますね。

ですからCuを3倍して6e⁻放出、HNO₃を2倍して6e⁻受け取る。

ということになります。

ごめんなさいね、ついつい面白かったので長話しましたが、結論から言うと、酸化数を最小公倍数で揃えるためにタスキでかけ算していたわけですね〜

ゲストさん

ありがとうございます!わかりやすかったです!

アフロ博士

ごめんなさいね、最小公倍数が5とか書いてますけど6ですね

ゲストさん

伝わりましたよ!人間なんでミスはありますよ(^^)

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