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DNAの複製には鎖の向きが大事になってきます。
元のDNAから新DNAを複製するとき、その複製が行われる向きは5‘末端→3’末端への方向へ必ず複製されます。
(僕はゴミの方向へ複製すると覚えました笑)

ここで、元のDNAと新DNAはお互いに逆向きに水素結合しています。例えば元のDNAが3’→5’の方向に伸びていれば、
新DNAはそれと逆の方向、つまり5’→3’の方向へなんの問題もなく複製されていきます。
しかし、元のDNAが5’→3’の方向へ伸びている場合、
新DNAは3’→5’の方向へ複製しなくてはいけなくなりますよね?そうなるとそのままでは複製できないのでそこで登場するのが岡崎フラグメントです。
新DNAが3’→5’の方向へ複製しなければいけなくなったとき、自然に複製できる方向と逆なので一気に複製することはできません。
なのでその新DNAの5’→3’の方向へちょっとずつ、つまり断片的に複製をしていき、最後にそれらをつなぎ合わせるという方法をとっています。
(ここで注意なのは3’→5’へ複製されるときの話をしているのですが、最初にも書いた通り新DNAは必ず5’→3’の方向へ複製されるので、断片的に複製される方向は新DNAの5’→3’となります。)
そして、この断片的に複製されていく時の断片が発見者である岡崎令治さんと、その妻である岡崎恒子さんにちなんで
岡崎フラグメントと名づけられました。
補足ですが、この断片的に複製されていく複製方法を
「半不連続的複製」と言ったりします。

まさ

とてもわかりやすい日本語の翻訳ですね!
本当にありがとうございました😊
助かります‼️

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