✨ ベストアンサー ✨
シトシンは脱アミノ化されるとウラシルに変わってしまいます。
RNAのAUCGの場合は、
AAUUCCGG
という塩基配列があったとして、これに5番目のCが複製の過程で脱アミノ化が起こってしまい
AAUUUCGG
になったとします。
複製の際に、ミスが起きるときちんと修正するタンパク質が存在しますが、これでは5番目のUが元々あったUなのか、Cが変異してUになったのかがわかりません。
DNAのATCGの場合、同じように
AATTCCGG
という塩基があり、5番目のCに変異が起こりUになったとしたら、
AATTUCGG
となり、Cに変異が起こったとすぐにわかります。
このように、Uを使うより、Tを使った方が遺伝情報を安定して保存できるようになります。
なので、もともと遺伝子として使っていたRNAから、より安定なDNAへと変わっていきました。
ありがとうございます!