✨ ベストアンサー ✨
①現在推量
→「今、見えていない」事柄に対しての推量
《例》風吹けば 沖つ白波 たつた山 夜半には君が ひとり超ゆ「らむ」(伊勢物語)
→ひとり超ゆらむ の訳は「1人で超えているのだろうか」です。実際山を越えている姿を目にしている訳では無い状態で、「今、越えているのだろうか?」というのが現在推量。
②原因推量
→見えている、わかっていること事柄の原因、理由を推量
《例》
ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ
→訳は、「光穏やかな春の日にどうして落ち着いた心もなく桜の花は散っているのだろう」です。
強風の吹く嵐の日ならまだしも、光穏やかな春の日に「今、桜の花は散っているだろうか」と推量するのには少し違和感が。
この場合だと、どうして散っているのだろう?と捉える方が妥当です。
光穏やかな春の日に散る桜を「目にして」、どうして散っているのだろう?と考えたわけです。
例が思い浮かばなかったのですが、「何(など)」が「いづこ」など、疑問を表す言葉と共に表れることが多いです。
1番の識別のポイントは、
「目に見えているかどうか」です!
わかりにくかったら言ってください!
疑問形…問いかけて答えを求める句法
→「どうして〜か」
反語形…問いかけの形をとるが、実はその反対の内容を強調するという句法
→「どうして〜か、いや、〜ない」
これを当てはめて訳してみる他、ない気がします、、、すいません。
文脈から判断するわけですが、この問題は文脈はありましたか、、?
基本、語り手が「そんなことは有り得るはずはない」という感じで喋ってたら反語です。
ありがとうございます。追加でお願いします。
反語と疑問の区別の仕方、見分け方を教えてください。この問題の場合、反語が答えなんですが、疑問ではダメなんですか?