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まず、形容詞は述語になれる用言です。連体詞は述語にはなれません。また、連体詞は必ず体言(名詞)にくっつきます。実際、「大きな」とか「この」の後ろには、どんだけ頑張っても名詞しか入らないと思います。
また、大きな違いとして、形容詞には活用がありますが、連体詞はありません。形容詞だと必ず語形が「かろ、かっ、く、う、い、い、けれ、○」(順に未然形、連用形、連用形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形)になります。紛らわしいときは上の法則に当てはまれば形容詞、と分かりますね。
連体詞は以下の種類があります。
①「~の」タイプ
この、その、あの、どの、例の、など
②「~な」タイプ:
大きな、小さな、おかしな、など
③「~た(だ)」タイプ
たいした、とんだ、など
④「~る」タイプ
ある、さる、きたる、いわゆる、など
⑤「~が」タイプ
我が、など
小さな国だと小さなは、形容詞活用にあてはまらないので、連体詞ですが、あの国は小さいだと、形容詞になります。
詳しくありがとうございます!