回答

✨ ベストアンサー ✨

「ひねもす」と「ひひとひ」の違いは少しわかりにくいので、しっかりと説明していきますね。

1. 「ひねもす」
「ひねもす」は、「終日(しゅうじつ)」の古い表現で、「一日中、朝から晩まで」という意味です。
例えば、「ひねもす遊んでいた」というと、朝から晩までずっと遊んでいたという意味になります。
時間の流れに対して、「始まりから終わりまで」という一日の全体を表す言葉です。

2. 「ひひとひ」
この言葉は、「一日が長く感じられる」というような、日々が過ぎていく感覚を表現します。
たとえば、「ひひとひ待ち続ける」というと、時間が長く感じられながら待っている状態です。
単純に時間を指すのではなく、その時間がどう感じられるかを強調する表現です。

違いを整理すると、、、
「ひねもす」
客観的に「一日中」という意味。
時間の長さを強調していません。

「ひひとひ」
主観的に「時間が長く感じられる」という意味。
待ち遠しい時や辛い時間を過ごす時に使われます。

例文で比べてみると、、、
「ひねもす勉強した」
一日中、朝から晩まで勉強していた。

「ひひとひ待ち続けた」
待っている時間が長く感じられた。

時間そのものと、その感じ方の違いに注目すると、使い分けがわかりやすくなると思います!

リョータ

すごく丁寧にありがとうございます!!
些細な質問なのですが、朝から晩までとは、9時から17時くらいのイメージか、9時から21時や24時といったイメージかどちらの方が近いのでしょうか。

H.R.

「ひねもす」という言葉は、具体的な時刻よりも、朝から日が沈むまでといった自然の時間の流れを指しています。
そのため、9時から17時という「日が出ている時間」に近いイメージです。
昔の日本では日の出から日没までの時間が活動時間とされていたので、現代でいうと9時から17時くらいが最も近いと言えます。
9時から21時や24時だと夜の時間も含むため、「ひねもす」とは少し異なる感覚になります。

リョータ

ありがとうございます!!!!!!
本当に助かります

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