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物体の材質が全て同じ、というのはどういうことですか?
Q= mc Δtでは、得た熱量も失った熱量も求めてますよ。
熱量(熱の量)だから、プラスにしたいから、失った熱量を求めるとき、Δtの部分の計算が逆に引き算されています
物体の材質がすべて同じ→物体のどの部分においても比熱が等しい
疑問に思ったのは、もし、同じ物体の中で部分ごとに比熱が異なった場合、C=mcとは言えないのではないかとおもったのですが
そういうことですか。
はい。そのとおりです
例えば変な例で申し訳ないのですが、ブタちゃんを火で炙っている場合、ブタの1グラム分のサイコロステーキの比熱と、ブタ一匹丸々の熱容量を考えた場合、豚の部位によって温度が上がりやすい下がりやすいあると思うので、C=mcとは言えないのではないかと思うのですが、
よって、C=mcが成り立つのは比熱が物体のどの部分でも同じという条件付きなのではないでしょうか
そうですね。その条件が必要ですね
ありがとうございました。😃(ᵔᴥᵔ)ʕ•ᴥ•ʔ
でも、問題でその例でいくと、ブタの比熱をcとする、って書いてあったら、C=mcは成り立ちますよ。
だって問題でそうしなさい、と書いてあるから。
ある物体の比熱をcにするってあったら物体のどこの部分の1gを取っても比熱がcってことですもんね
はい
ここでまた変な疑問が湧いてきたのですが、物体全体を1Kあげるのと、物体1gを 1Kあげるのでは熱の伝わり方にさがあると思うのですが
例えばブタの例だと、ブタの奥の方の肉は温まりづらく、表面の方はすぐに温まると思うのですが、そんなことは考えないでいいですよね
熱し方は考慮していなく、物体全体が均一に温まるという暗黙の条件がありますよね?
変な質問ばかりで申し訳ないです
はい。暗黙の条件がありますね
色々と教えて頂きありがとうございました。
参考までに
比熱[J/(g・K)]…1gの物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量
熱容量[J/K]…物体の温度を1K変化させるのに必要な熱量
使う公式
比熱c[J/(g・K)]とは、1gの物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量であるから、
m[g]の物質の温度を1K変化させるのに必要な熱量は、mcと表せる
また、比熱の意味から、m[g]の物質の温度をT[K]変化させるのに必要な熱量は、mcTと表せる
すなわち、熱量をQとすると、『Q=mcΔT』である。
また、熱容量C[J/K]とは物体の温度を1K変化させるのに必要な熱量であるから、物体の温度をT[K]変化させるのに必要な熱量Qは、『Q=CΔT』とあらわせる。
まとめると、『Q=mcΔT=CΔT (Qは熱量、mは質量、cは比熱、Cは熱容量、Tは温度』