✨ ベストアンサー ✨
基本的に、
a は 数えられる名詞が１つの時につけるものです。
→バナナは「2本食べる」というように数えられる名詞なので１つの時には、a banana です。
☆ 数えられる名詞だけど、a,e,i,o,u,から始まる名詞には
an がつきます。an apple とか。
なぜかというと、a apple（←これは間違い）だと、発音した時に「あ、あっぷる」なのか、普通に「あっぷる」なのか聞いてる側が分かんなくなっちゃうので、an と言うようになりました。
（余談だけど、母音（あいうえおっていう音）をa,i,u,e,o,（あいうえお）の順番ではなくa,e,i,o,uって、なぜ英語ではよく言うのかというと、ABCDEFG〜のアルファベット順で母音を並べているから。）
数えられない名詞（水とか）には、１つという意味のaやanはつけられないですが、「その○○」と言いたい時、詳しくいうと、話している人の間で、または文の中で共通認識として「コレ！」と分かるような物を指すときには、the をつけます。
the は数えられる名詞でも、数えられない名詞でも、「その○○」と言う時には使えます。
★質問の、「その名詞が1個しかない」というのは、
固有名詞のことでしょうか。
普通名詞… 一般的な物事の名前を表す。 →りんご、水
固有名詞… 人名や地名・国名など固有の事物の名前を表す。→岸田首相、東京、アメリカ、スカイツリー
★固有名詞にa やan がつくのか？というと、
答えは、基本的にはつきません。
数えられる名詞のバナナが1個の時に、なぜ a がつくのかと言うと、
banana と言われて、「え？何個のバナナのことを言っているの？」となるから、数をわざわざ伝えるために
a banana と言うのです。
固有名詞のスカイツリーはどうでしょうか。
スカイツリー、と言われて、
「スカイツリー、何本のことを言っているの？」
とは、なりません。なぜなら、スカイツリーはこの世に一つしかないからです。
この世に一つしかないスカイツリーの数を１つであると、わざわざ伝える必要もないので、a はつきません。
では、固有名詞のスカイツリーにthe はつくのか？というと、基本的には、the もつきません。
その理由は、
the は、the book →太郎くんが読んでた「その本」
というように、本はこの世にいっぱいあるけど、その中でも、太郎くんが読んでた「その本」と言いたい時に使います。
スカイツリーは、この世に１つしかないため、
スカイツリーはいっぱいあるけど、その中でも「そのスカイツリー」なんて言うことはありません。
そのため、固有名詞のスカイツリーにthe はつきません。
長くなりましたが、役に立てていたら嬉しく思います。
その場にりんご1個のみしかなくても数えられる名詞なのでanですか？
そうです！
数えられる名詞である、ということがポイントです！
りんごがこの世に1つしかない、わけではないので、
その場には１つしかないとしても、数えられる名詞扱いになります。
There is an apple. です。
〈固有名詞（この世に一つしかない系名詞）に基本的にはa,an,theはつかないことの例文〉
I went to America. 私はアメリカに行った。
I met Kuromi chan. 私はクロミちゃんに会った。