_単純に分母と分母と、分子と分子と、を足しているよではありません。上端・右端の時は、単純に足していませんよね?左から3列目の一番上は、22/64てすが、これは6/32と10/32とを併せたものですが、16/32てはなくて、22/64ですよね?その理由も解答のところに書いてありますよね?
_Xを通ってZに行くことと、Yを通ってZに行くことと、は同時には起こりません。こういう状況は、排反と呼びましたよね?そして、排反の確率は、足して求めることができましたよね?でも書き込み式では、単純に足していませんよね?上端・下端以外では、Xを通ってもZに行かないで、そのまま上に行く確率が半分あるからです。Yを通ってもZに行かないで、そのまま右に行く確率が半分あるからです。つまり、分母と分母と、分子と分子と、を単純に足している様に見えますが、実際は、1/2を夫々(それぞれ)掛けて足しているのです。
_その結果、上端・右端では、それ以上、上・右に行けないので、単純な分母と分母と、分子と分子と、を足す形にはなっていないのです。
_特定の点を通るパターンを考えることは、チェック・ポイント、寄らなければならない所に寄る道順を考えることです。全ての移動パターンを考えることは、単純に道順を考えることです。