整数の2乗を素因数分解を用いて考えると
例:144は12の2乗であることは以下のようにわかります
144=2⁴×3²=2²×2²×3²=(2×2×3)²=12²
つまり、素因数分解した形で全て2乗の積で表されます
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(1) m²=126×n として、(m,nは正の整数)
126=2×3²×7 で
m²=(2×3²×7)×n
全て2乗とするために最小の数は、2と7わかるので
m²=(2×3²×7)×(2×7)=2²×3²×7²=(2×3×7)²=42²
これで、2×7=14をかけて、42の2乗となることがわかります
(2) m²=480/n として、(m,nは正の整数)
480=2⁵×3×5 で
m²=(2⁵×3×5)/n
全て2乗とするために最小の数は、2と3と5わかるので
m²=(2⁵×3×5)/(2×3×5)=2²×2²=(2×2)²=4²
これで、2×3×5=30でわって、4の2乗となることがわかります