国語
中学生

心ふかかりけり

の訳が「心が深くなった」
なんですけど、
この「ふか」と「けり」の真ん中にある「かり」は
どういう意味で使われているんですか?

回答

現在の形容詞の活用表を思い浮かべると
かろ/かっ・く・う/い/い/けれ/〇
このうち、未然形の「~かろ」を見ると、たとえば
深い
という形容詞は、深い+あろう→深かろう
という活用を作っています。
この「かろ」の部分が、古文では「かろ・かり・かる」という形にして使うこともできました。
形容詞の下に助動詞がきたら、この形を使ったわけです。
深し+あり+けり→深く・あり・けり→深かりけり
単語で区切ると、「深かり・けり」となっています。

以下は蛇足ですが、
形容詞の仮定形は、「深し」は「深い」と同じで、「深けれ」です。
池こそ深けれ。
と係り結びになると、「こそ」の影響で文末は已然形にするというルールがあり、この已然形は今の仮定形と同じなので、係り結びの「結び」を答える場合は「深けれ」になります。

ゆら

書き間違いがありました。
深く+あらず→深からず
深く+ありけり→深かりけり
深く+あるらん→深かるらん
古文では下に助動詞がきたら、形容詞の語尾が「から・かり・かる」と変わり、その名残で現在「から」の活用が残っています。

心ふかかりけり、は「心が深かった」が直訳になります。

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