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(6)
操作1及び、操作2の標定により、調製した水酸化ナトリウム水溶液の濃度は、約0.25 mol/L(0.2450..)であることがわかります。
また、酢酸と水酸化ナトリウムは1:1の割合で反応するため、水酸化ナトリウムの滴定量から既知の濃度を用いて反応した酢酸分子の物質量(mol)を割り出すことができます。
酢酸分子の物質量(mol)がわかれば希釈前のモル濃度が割り出せます。
では、計算です。
0.25 mol/L × 0.0155 L = x mol/L × 0.025 L
x = 0.155 mol/L ⇒希釈後の酢酸水溶液のモル濃度
5倍希釈されているので、もとの濃度は、
およそ0.755 mol/Lであることがわかります。よって値が最も近い選択肢③が正解になります。
(細かく計算すると、0.1519× 5 = 0.7595となります。)
(7)
食酢の密度は1 g/cm3なので、仮に希釈前の食酢の水溶液が1 Lあるとすれば、その質量は1000 gとなります。
(6)で希釈前の溶液のモル濃度はわかっているので、この溶液1000 g(1L)に含まれてる酢酸分子は、およそ0.76 mol
酢酸分子(CH3COOH) = 60.0 g/molより、その質量は、45.6 gとなる。
1000 gの水溶液中に酢酸分子が45.6 g溶けているため質量パーセント濃度は、
45.6 g ÷ 1000 g × 100 = 4.56 % となる。
よって選択肢④が正解となる。
途中で計算過程を記載していない箇所などわからない部分があれば遠慮なくおっしゃってくださいね。
めっっちゃ助かりました!!ありがとうございます!