✨ ベストアンサー ✨
これは「連鎖関係代名詞」と呼ばれる、少し特殊なパターンの関係代名詞です!
この文ができる仕組みを説明する画像を作成しましたので添付画像を参照ください。
「先行詞が人のそのものではなく、人の性質や地位、職業を表す」のことは一旦忘れていただいて、まっさらな気持ちで添付画像をご覧いただければと思います。
また、「I believeが後ろなので、who か which
のどちらかになる」というのはちょっとよく理解できなかったです……。すみません。
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ではこの文ができる流れをご説明します。
添付画像に示したように、まずは先行詞のあとに、第2文を埋め込みましょう。続いて
I believed (that) she will win 〜
をご覧ください。that節内で「主語」になっている代名詞sheを「主格」の関係代名詞whoに変えます。添付画像では「関係詞化」とした部分ですね。
そして最後にwhoを節頭に出します。
これで所望の文が出来上がります!
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連鎖関係代名詞は重要なので、ぜひ文ができる流れとともに押さえておいてください!
最後に「先行詞が人の地位、職業、性格などの場合」についての誤解を解いておきます!
確かに先行詞が人の地位や職業、性格などを表しており、関係詞が補語になる場合、先行詞が人であってもwhichを用いることができます。
ただし基本的に「関係詞が補語として働いている場合」です!
今回の文を見返してみてください。
関係詞は補語ではなく、主語として働いていることがわかるかと思います。
ですから、普通にwhoが採用されます。
なお、非制限用法であればwhichが多いのですが、制限用法であればthatにしたり、または省略されることの方が多いです。
連鎖関係代名詞について解説したノートをつくったので、こちらも私のプロフィールから飛んでいただくか、以下のリンクからご覧いただければと思います。
https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/1757174
連鎖関係代名詞のあとに続くSVは
S+thinkやS+believe
のようになり、Vには、thinkやbelieveのようにthat節をとれる思考動詞などが来ることが多いです。knowやsayといった動詞(これらもthat節をとれる)も結構きますね。
これが連鎖関係代名詞を見抜くポイントの一つです!