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偏西風は、北半球と南半球のそれぞれで、緯度で言うと３０～６０度のあたりを吹いています。
季節によって、北にずれたり南にずれたり、蛇行したりしていますが、西から東に吹くことは１年中変化がありません。
大陸の西側で、海から吹いてくるところでは地上に近いところを吹きますが、大陸の東側では上空の高いところを吹いています。
ですから、
ヨーロッパだけでなく、南アメリカ南端、ニュージーランドでも地上で吹いているし、日本付近では、非常に高いところを吹いています。
日本の天気が西から東に変化したり、台風が日本付近で東に進路を変えるのも、上空の偏西風の影響です。
季節風は、大陸内部と海洋の気圧の差が大きいと、はっきりとした形で吹きます。
ユーラシア大陸の内陸部は、太平洋やインド洋との気圧の差が大きくなるので、夏と冬の季節風が吹きますが、アフリカでも弱い季節風が吹くようです。
世界の１月と７月の風向きは地図帳に載っているかもしれません。調べてみましょう。
丁寧な説明ありがとうございます🙇♂️