例えば、今回の問題が、-1≦x≦2、1≦y≦3で、x-yを求めなさい、だった場合、
おっちゃんさんが言うように、引き算で求めると、-2≦x-y≦-1になりますよね。
では、本当に、-2≦x-y≦-1が正しいか、実際に数値を当てはめて考えてみます。
-1≦x≦2、1≦y≦3だから、x=-1、y=3になっても問題ない。
では、この時、x-yはいくらになりますか?-1-3=-4になりますよね?
ということは、-1≦x≦2、1≦y≦3のとき、x-yは-4になることがある、ということですよね。
ということは、-2≦x-y≦-1は間違っていることに気がつくと思います。
おっちゃんさんが言うように、引き算で求めると、xの最小値-yの最小値で、x-yの最小値、
xの最大値-yの最大値で、x-yの最大値を求めていることになります。
でも、x-yの最小値はxの最小値-yの最大値、x-yの最大値はxの最大値-yの最小値で求まりますよね?
ということで、単純には引き算では求まりません。
分からなければ質問してください
単純に考えてみてください
1番小さい数から、1番大きな数を引くのか(今回の場合は-1-3)、
1番大きな数から、1番大きな数を引くのか(今回の場合は2-3)、
1番大きな数から、1番小さな数を引くのか(今回の場合は2-1)、
1番小さな数から、1番小さな数を引くのか(今回の場合は-1-1)、
どれが1番小さな値になりますか?また、どれが1番大きな値になりますか?
分かりました本当にありがとうございます☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️
あと、1つ聞きたいんですが足し算だったらなぜ答えが合うのですか?
難しい質問だったらすみません( ⁎ᴗ_ᴗ⁎)ペコッ
いいえ。大切なことですね。
それは、引き算の問題を足し算にしたらなぜ、答えが合うのか?ですか?
それとも、足し算の問題はなぜ、普通に足しただけでよいのか?ですか?
引き算の問題を足し算にしたらなぜ答えが会うのか?です!
あ、やっぱりどっちも分かりませんでした笑笑
では、
今回の問題が、-1≦x≦2、1≦y≦3で、x-yを求めなさい、だった場合、
x-yをx+(-y)にして足し算で求めてみる。
yの範囲が1≦y≦3だから、-yの範囲は、-1≧-y≧-3
で、x+(-y)だから、
-1≦ x ≦2
+)-1≧-y≧-3
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これでは、不等号の向きが揃ってないから、-1≧-y≧-3の向きを変えて-3≦-y≦-1
-1≦ x ≦2
+)-3≦-y≦-1
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-1+(-3)≦x-y≦2+(-1)
-1-3≦x-y≦2-1
-4 ≦x-y≦-1
-1-3≦x-y≦2-1って、自然と、左辺はxの最小値-yの最大値、右辺はxの最大値-yの最小値になっていませんか?だから、答えが合うのです。
向きを入れ換えたことにより、
xの最小値≦ x ≦xの最大値
+)-(yの最大値)≦-y≦-(yの最小値)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
xの最小値-yの最大値≦x-y≦xの最大値-yの最小値になった、ということ
【なぜ、足し算の範囲の問題は普通に辺通しを足すだけで求まるのか】
今回の問題が、-1≦x≦2、1≦y≦3で、x+yを求めなさい、だった場合、
普通に足し算で求めると、0≦x+y≦5になりますよね。
続く
単純に考えてみてください
1番小さい数に1番大きな数を足すのか(今回の場合は-1+3)、
1番大きな数に1番大きな数を足すのか(今回の場合は2+3)、
1番大きな数に1番小さな数を足すのか(今回の場合は2+1)、
1番小さな数に1番小さな数を足すのか(今回の場合は-1+1)、
どれが1番小さな値になりますか?また、どれが1番大きな値になりますか?
1番小さな数に1番小さな数を足すのが、1番小さな値になりますよね?
1番大きな数に1番大きな数を足すのが、1番大きな値になりますよね?
入れ換えると、(xの最小値)+(yの最小値)=(x+yの最小値)
(xの最大値)+(yの最大値)=(x+yの最大値)
だから、そのまま、単純に足すだけで求まります
分からなければ質問してください
なぜ、x-yの最小値はxの最小値-yの最大値、x-yの最大値はxの最大値-yの最小値で決まるんですか?