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第一中和点にv
第二中和点に2v
の塩酸が使われていることがわかります。
この時点でNaOHとNa₂CO₃の候補が消えます。
理由は以下の通りです。
NaOH+HCl→NaCl+H₂O...①
Na₂CO₃+HCl→NaHCO₃+NaCl...②
この2つが第一中和点で起こる。
①における塩酸の量をxmol,②における塩酸の量をymolとする。
このとき、NaHCO₃も係数比からymolである。
次に第二中和点での反応は
NaHCO₃+HCl→H₂CO₃+NaCl…③
であり、②で発生したNaHCO₃がこの反応に関わっているのだから当然ymolである。つまり、係数比から③で反応したHClもymolとわかる。
今までのところを整理すると
第一中和点で(x+y)molの塩酸が
第二中和点でymolの塩酸が使われている。
x+ymol>ymolなのだから、当然第一中和点での方がより多い塩酸が使われているはずである。しかし、図からは第二中和点の方が多く使われていることが読み取れるのでこれは間違い。
次にNa₂CO₃とNaHCO₃の場合を考えましょう。
第一中和点ではNa₂CO₃+HCl→NaHCO₃+NaCl…①
第二中和点ではNaHCO₃+HCl→H₂CO₃+NaCl...②
がおこり、もともとあった
Na₂CO₃をXmol
NaHCO₃をYmol
とすると
①の係数比よりHClはXmol
②で起きる反応ではNaHCO₃が(X+Y)mol使われるので、係数比よりHClは(X+Y)mol
第一中和点にv
第二中和点に2v
使われているのだから
(第一中和点に使われた塩酸):(第二中和点に使われた塩酸)=v:2v=1:2
よってX:X+Y=1:2
∴Y=Xとなります。
よってNa₂CO₃とNaHCO₃の混合比が1:1の④が正解となります。
わかりやすいです!
文字で置いてみると良いんですね☺️
メッチャ長くなっちゃいました。これじゃ読む気失せますね。ゴメンナサイ。