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解決済み

中学、文法です。教科書に「大きな」は連体詞で活用がないと書いてあるのですが「大きい」に活用出来ないのはなぜですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

そもそも文法のルールとして、活用出来る品詞が決まっているからです。自立語でかつ、活用できるものが動詞、形容詞、形容動詞の3つです(これらを全て合わせて用言と言う)。付属語では、助動詞のみ活用できます。「活用できる品詞」に連体詞は含まれていないため、活用することはできません。
鳥で例えてみましょう。街中でよく見かけるカラスは、翼で飛ぶことも出来ますし、足で走ることも歩くこともできます(用言)。しかし、ペンギンは、空を飛べない鳥、ということで有名です(連体詞)。飛ぶことができるカラスに、空を飛べといえば、もちろん飛べます(活用できる)。ところが、ペンギンに空を飛ぶように命令したらどうでしょう。ペンギンは頑張って飛ぼうとするかもしれませんが、元々飛べないのですから、もちろん飛べるわけがありません(活用できない)。
こういった、そもそもの品詞が持つ能力によっていろいろと変わってくるわけです。教科書にあるように、連体詞には活用する「能力」がない、ただそれだけです。しかも、「大きい」は形容詞なので、連体詞が形容詞に勝手に変わるのもおかしな話です。ペンギンの子どもがカラスだったら大ニュースですね笑。

長々とお話してしまいましたが、分かりにくい所や質問がありましたら、遠慮なくお願いします!

たんしお

遅くなりすみません🙇‍♀️
とても分かりやすく教えて頂きありがとうございます!
納得しました!

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