日本史
高校生
解決済み

西郷隆盛は戊辰戦争では新政府軍なのに何故西南戦争だと旧幕府軍にいるんですか?
教えてください!!

西郷隆盛 戊辰戦争 西南戦争 幕末 明治 薩摩藩

回答

✨ ベストアンサー ✨

ああ、確かに謎ですよね...
でもちゃんと理由があります。
まず、西郷隆盛は、以下のようなモットーでした。
一、他人をいたわるべし
一、文明を開化し人々が盛んに交流するべし
一、近代国家として、朝鮮国を開国するべし
ここまでは良かったのです。
しかし、
一、大日本帝国は大国である。武力を用いてでも他国を開国させるべし
ここが大久保利通との違いでした。
利通は、
一、アメリカやイギリス(エゲレスと言っていたが)、及び清国、ロシアとの戦争を防ぐため、武力は温存すべし
いわゆる征韓論闘争です。西郷隆盛は、実は陸軍省の大臣でありながら、海軍の事の方がよく知っていたのです。
確かに、日本はどれか一つなら勝ち目がありました。(実際20年後清国には勝ちましたし、30年後ロシアとも互角でしたが)
しかし、東のバルカンと呼ばれるレベルの朝鮮半島で、征韓論が必ずしも正解とは限りません。
例えば、英米清露が協力して日本に攻め込んだら日本は終わりです。(1945年参照)
新政府軍は、こうした考えの下、攻め込むのを止めようとしました。
しかし、西郷隆盛はそれを諦めませんでした。そして、これに賛同していたのが旧幕府軍のおよそ150万の落武者です。
要は、一番譲れなかった征韓論を認めてくれるひとを仲間にしたのです。

🥀

最初は新政府と同じ考えだったけど、時間が経つにつれて考えが違うことに気づいた。と言うことでしょうか?

nohohon

征韓論だけは全然違っていたんです。基本的にはそう言うことで解釈していいです。

🥀

ありがとうございます。
理解できました!

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