✨ ベストアンサー ✨
①
・なりが助動詞でない理由
これはぶっちゃけ文意判断です。伝聞・推定の「なり」や断定の「なり」と考えて訳すと意味不明な文になってしまいます。
特に伝聞・推定の「なり」の場合、助動詞「ぬ」が下に来ることはありません。「ぬなり」となります。(助動詞同士の接続の優先順位は受験では気にしないでOKです)
まとめると、「四段活用動詞の「なる」だと考えて訳すとぴったり意味がハマるから」です。(あまり答えになってなくてすみません💦)
・その後の解き方
打ち消しの「ず」は下が助動詞のときは「ざら ざり 〜」という補助活用となります。
それ以外は普通の本活用です。今回は下がただの動詞なので本活用のままでOKです。
そして動詞に接続する形である連用形を使い、「ず」という形になります。
(「ず」の活用は「ず ず ず ぬ ね ◯」)
②これは文脈判断です。(すみません笑💦)
おそらく左の現代語訳を見てそれにあった形にする、って感じだと思います。その文単体で答えろと言われたら厳しいです笑。
この文は確か、伊勢物語の有名な一節をオマージュした文だった気がします。「ここは(あの伊勢物語で有名な)隅田川ではないので、有名な都鳥も見えなかった」
文章中に出てきたなら、前後の文脈を見て判断するしかないですね💦
いつもありがとうございます!ほんとに分かりやすくて有難いです🙇♀️🙇♀️
②あと、もしこれが未然形で順接仮定なら文末に「〜だろう」と推量が来た方が自然ですね。
推量を付けずに「見えなかった」と完全に言い切るのはちょっと違和感を感じます。