理科
中学生
解決済み

空気は冷やされると収縮しますよね?
雲のでき方で、空気が上昇すると膨張して気温が下がると習いました。
空気が上昇すると膨張するのは、気圧の変化によるものだということは理解しています。
しかし、上空の方が気温が低いのに、空気が上昇したときに気温が下がって(冷やされて)収縮しないのは何故ですか?
気圧による空気の体積の変化は、気温による空気の体積の変化に影響を受けないのですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

影響は受けますよ。単純に、気温低下の影響より大気圧低下の影響が大きいからです。

一応、数値を使って説明しますが、以下の画像は大気圧と温度の関係を表した表になります。

気温は、標高が100m上がるごとに0.6℃下がります。
大気圧は、標高が1000m上がるごとに100hPa下がります。
(中学理科ではどちらも覚えなくて良いですが)

以上から、キリが良いので標高を1500m上げた時で考えると、気温は9℃(だいたい10℃)、大気圧は150hPa下がりますね。すると、気圧(空気そのものを押す力)は、画像2枚目のように変化します。

数値が約140下がっているので、標高を1500m上げたとき気圧は下がり、圧力が弱まった空気が膨張すると分かります。

一応、中学理科の問題でこの関係は覚える必要がないので、「標高が上がると空気は膨張する」とだけ覚えておけば充分です。

早織

ありがとうございます!
とても分かりやすくて、疑問を解決出来ました😊

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