現役慶応生が語る、コロナ期間の過ごし方。

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  1. 新型コロナウイルスとは何か
  2. 新型コロナウイルスで自粛を命じられている今だからできること
  3. 勉強をする上で意識するべきこと 
  4. 最後に

1.新型コロナウイルスとは何か

最近毎日の様に『新型コロナウイルス 』と言う言葉を聞くと思いますが、新型コロナウイルスってそもそもどの様なものか知っていますか?

新型コロナウイルス とは普段は息を潜めて多くの人に感染し、ところどころで猛威を振るう、非常に厄介なウイルスなのです。

新型コロナウイルスに感染しても、症状が出ない場合が多いと報告されています。症状が出る場合も大半の人は咳や発熱だけと、軽症で終わります。そのため、多くの人は新型コロナウイルスに感染しても『少し体調が悪いなあ』、『疲れているなあ』と感じて真剣に向き合わない人が多いのが事実です。この様な姿勢は感染の急速な拡大に繋がる恐れがあります。それは、高齢者や持病を持っている人に新型コロナウイルスが牙をむいて襲い掛かかるからです。肺炎が急速に悪化し、人工呼吸が必要となります。

2.今だから出来ること

新型コロナウイルス の影響で自粛を強いられている今だから出来ることがあると私は考えます。

それは『冷静に自分に何が足ないかを判断する』ということです。

受験勉強や、定期試験の勉強をしていると焦りが生じて、がむしゃらに勉強をしてしまう生徒が多いと思います。出来ることをやる方が楽しく感じるので、気がついたら得意教科の勉強ばっかしていた経験はないですか?私は、英語が得意だったので苦手科目から逃げて英語の勉強ばかりしていました。しかし、少ししてそれではいけないと言う事に気がつきました。定期テストや受験は自分の得意な科目だけで成り立ちますか?そんなことはきっとないと思います。時間がかかるので焦るかもしれませんが、今、時間があるこのコロナ期間で自分の不得意な教科や分野と向き合ってみてはどうでしょうか。

自分と向き合い、何が足りないか、何に時間を使うべきなのか考えてみてください。

以下では私が受験期実践して良かった事について書きたいと思います。是非参考にしてみてください。

3.勉強をする上で意識するべきこと

『勉強をする上で意識するべきこと』と言う項目は新型コロナウイルス とは密接している訳ではないのですが、この記事を読んでいる人の大半が勉強をしている人、もしくは勉強に対して意欲的な人だと考えているので、新型コロナウイルス で普段より勉強時間が確保できる今、より効率よく勉強する為に意識すべきことについて書きたいと思います。

1つ目は『優先順位をつける』ということです。

これは『冷静に自分に何が足ないかを判断する』ということと通ずるものがあるので手短に書きたいと思います。

受験や、定期テストまでの時間は有限です。優先順位を決めずに、がむしゃらに勉強を続けることは時間がもったいない様な気がします。がむしゃらに全範囲を勉強して点数が全く上がらない、絶対に落ちるということはないかもしれないですが、最もよく出る範囲を優先して勉強する方が余程『賢い勉強方』であると言えると思います。

限られた時間を効率的に使う為にも『優先順位』をつけて勉強してみてください。


2つ目は『情報収集』です。

上記で書いた様に自分に向き合うことが出来て、自分に何が足りないか分かった後はそれに対して取り組む必要があります。試験範囲の確認や、受験必要科目を調べることも立派な情報収集です。しかし、この様なことは誰でもやる様なことなので、周りと差をつける為にはもっと深い部分まで調べる必要があります。例えば、過去問を分析してどの様な範囲が頻繁に出題されているか調べたり。出題レベルに対する勉強が教科書レベルだけでいいのか、資料集の隅々まで見なければいけないのかなどを私は調べていました。

周りの人が疎かにしている様なことを徹底的にやることでライバルに差をつけることはとても大事なことです。その疎かにしていることの一つが『情報収集』なのではないかと私は考えています。


3つ目は『実践に近づける』ということです。

実践を意識すると言うことは、勉強だけでなく様々な事においてとても大事な事です。部活の日々日頃の練習も試合やコンクールを意識して行っているはずです。そもそも何故、私たちは本番や実践を意識して練習をするのでしょうか。それは、本番で練習通りの力を発揮したいと誰しもが思うからです。では、勉強においての本番とはどこなのでしょうか。それは大抵の場合、定期テスト当日や、受験当日であると言えます。もちろん『学び』と言うことは生涯力を発揮するかもしれませんが、定期テスト当日や、受験当日に力を発揮したいと思わない人は少ないでしょう。

上記を踏まえて、実践を意識した勉強はどの様にしたらいいのでしょうか。実践を意識する為にはまず、実践する場をイメージしてみるといいでしょう。今回は受験をイメージした分析をしてみたいと思います。試験会場には時計がない(自分で持っていかなければいけない)、試験中に携帯を触ることはできない、回答に時間制限がある、カンニング等は行えない、などが挙げられます。つまり、受験を意識した勉強をするとき(問題演習)は制限時間を決め、音楽などを聴かずに自分の力で解くとべきであるのです。この様な分析に基づいて勉強することは大いに意味があると思います。


4.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

これはあくまでも、私が受験期を通して、『こうしたことが良かったな』と感じたことに基づいて書きました。人それぞれ勉強の仕方や、考え方はあると思うので自分に最もあった勉強法を探すことが一番です。この記事がその探究の手助けになればと思います。

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