使役形に関する設問。 使役の訓読の際には、返り点に気をつけて
ほしい。 設問文の場合は次の二通りの返り点のつけ方がある。
ちゃう けん
たい
遣 三張騫往三大夏
Ⅱ遣張騫往三大夏
Iの、動詞「往」の次に「遣」を読む場合は、「遣」は使役の助
動詞「レム」と読み「張騫ヲシテ大夏ニカム。」と読む。 Ⅱの
ほうは、まず「張騫ヲ遣ハシテ」と「遣」を読むので、使役の意味
をはっきりさせるために[動詞(ここでは「往」)]に使役の助動詞
「シム」を送りがなで加える。 設問はIのパターンである。なお、「し
ム」は未然形接続なので「ゆり」の未然形「ゆカ」に「レム」を接
続させる。「ゆカセム」は古典文法上正しくないので注意。
(2)
(3)
設問
受身形
ル
為三
動詞
見
ル
設問で
なお、「
きは「る」
【例】目
る
問八
基本句形(比較形) ●正解:①
設問のねらい
比較形に関する設問。〈AはBに及ばない〉という意味を表す比
問題文
問十